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驚きの依頼で…のちに結婚 レトロな喫茶店の「2代目夫婦」は“常連客” 当時、マスターの家族の具合が悪くなり「店をやって」 受け継いで35年…多くの客の憩いの場に

約30分でパフェを堪能

午後1時前、大きな荷物をもった女性が入ってきました。

国内を旅行中の兵庫の女性。「ニュービーナス」を訪れるために上田に寄りました。

国内を旅行中の女性(兵庫):
「上田はこのために!昔、来たことがあって、そのときのパフェとみんなの雰囲気があまりにも印象的で」

次の新幹線までの約30分でパフェを堪能しました。

国内を旅行中の女性(兵庫)にあめを渡す強さん

国内を旅行中の女性(兵庫):
「おいしいかったです」

強さん:
「旅行中?」

国内を旅行中の女性(兵庫):
「旅行中です」

強さん:
「(あめ)いっぱい持って行って。山行ってきたの?」

国内を旅行中の女性(兵庫):
「山も行きましたけど、あしたからも山行きます」

常連客:
「つよしちゃん、忙しいって。31分の電車」

30年以上通う3人組は2時間半ほどくつろいで―。

強さん:
「ありがと、気をつけてね」
「よくだねえ、みんな足悪いのに」

思い出ノート

店の壁にかけてある「思い出ノート」。

美砂子さん:
「昔、喫茶店とかこういうの置いていましたよね。だから『レトロ』って言われるのか」

客が思い思いの言葉をつづり、美砂子さんが全てに「返事」を書いています。

(客が書いた言葉)
「いままで食べたオムライスでいっちばんおいちかったです、次は大盛りで食べるって決めちゃったよー」

(美砂子さんの返事):
「一日の疲れがすっとびます!これからもよろしくお願いしまーす」

(客が書いた言葉)
「今日は朝まで飲んだ。何も考えずにフラっと入ったこの店。疲れた肝臓に染みわたるあたたかい空間、料理にとても感動」

(美砂子さんの返事)
「飲みすぎには注意してネ!まってまーす」

美砂子さん:
「宝物ですね。本当にうれしいですよ。うれしいし、手抜けないなって思います。頑張ろうって」

客を見送る強さん

「常連客」の夫婦が受け継いだ昭和レトロな喫茶店。35年たった今も居心地の良さと懐かしい雰囲気で多くの客の憩いの場となっています。

ニュービーナス・山口美砂子さん:
「幸せだね」

ニュービーナス・山口強さん:
「帰るとき『おいしかった』って言って帰ってもらうと、それが最高、疲れが飛んじゃうね。みんな喜んでくれるし、みんなの笑顔を眺めながら仕事をやるかって」

美砂子さん:
「階段上れなくなるまでやろうかなって」

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