
虎太郎 20歳5カ月
「動物愛護週間」にあわせ「ご長寿犬」の表彰が行われました。飼い主からはともに過ごした時間に感謝の言葉が聞かれました。
飼い主と一緒に長野市保健所にやって来たのは、人間だと90歳を超える「ご長寿」の犬たちです。
「ご長寿犬」の表彰は動物愛護週間に合わせ、市と県の動物愛護会が10年前から行っています。
今年は市内から62組の応募がありました。このうち、大型犬の最高齢は17歳7カ月。
小型・中型犬は20歳5カ月でした。
小型・中型犬の最高齢「虎太郎」。人で言うと100歳近いおじいちゃんです。
松井由佳さん:
「食いしん坊で、食欲もしっかりあるところが頼もしい。生きている力強さを感じる」
実は19年前、NBSみんなの信州のコーナー「わが家のあいどる」にも出演してくれました。当時は元気いっぱい。外で遊ぶのが大好きでした。
松井さんはその後、結婚、出産しました。
松井由佳さん:
「子育ての伴走者としていてくれたことに感謝しています」
子育てに寄り添い支えてくれた「虎太郎」です。
松井由佳さん:
「(長生きの秘訣は?)家族の愛情ですかね。(最近は)できないことも増えてきて介護しなきゃいけないところもあって、穏やかに一日一日過ごしてくれたらいいなと」
ご長寿は、愛情と日々の健康管理の積み重ね。長年をともにしてきたそれぞれの絆に、温かい拍手が送られました。