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「本を大切に扱う心を育む」長野県特有の『図書袋』 子どもたちへの「図書教育」が背景 昭和30年代に広まったか 形状は時代とともに変化

田川さんの次女も愛用

次女・ひかるさん(小6)も愛用しています。

次女・ひかるさん:
「(使い心地はどう?)気持ちいい」

E.ソーイングガーデン・田川恵理子さん:
「何歳になっても使える色柄、デザインであるということも、かなりこだわって作りました」

図書袋専門ブランド「松本図書鞄」

今後も図書袋の販売や教室を通して信州の伝統文化を伝えていきたいとしています。

E.ソーイングガーデン・田川恵理子さん:
「図書を重んじる心がこの土地にはあったから、生まれてきたものだと言えるのではないか。普遍的に変わらない部分があるって、すごくすてきなことだなって思うので、文化として認識することで残していける。そこを認識できるようなきっかけにしていきたい」

■本を大切に思う心を育む

開智小学校(松本市)の図書室

70年前から続く図書袋の文化。

国宝旧開智学校校舎・遠藤正教さん:
「本は自分の世界を広げてくれるというか、いろんなことも知れますし、(信州の)歴代の人が本を大切にしてきた、その証しの一つとして、図書袋が今こうやって根付いている。これからもたくさん本を読んだりとか、本を大切にする気持ちが広がっていけばいいなというふうに思います」

長野県の「図書袋」は本を大切に思う心を育む教育文化として今も受け継がれています。

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