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価格高騰「瓶牛乳」の製造・販売を終了 このままでは寂しい…「空き瓶」を再利用 グッズ化して販売

大量に残った空き瓶

松田乳業・松田愛さん:
「空き瓶が今、こちらに収納されています」

それは大量に残った空き瓶。

松田愛さん:
「回収してきたものと、使わずに新品のものもあります。およそ2万本くらいあります(笑)」

■「残しておきたい」娘と活用方法探る

松田乳業・松田愛さん

廃棄には多額の費用が掛かる上、愛さんたちには捨てられない理由がありました。

松田愛さん:
「(創業)100年超えても人気があるデザインなのはうれしいことなので、残しておきたかった」

松田愛さんと娘の夏琳さん

瓶牛乳を惜しむ声や「空き瓶がほしい」という要望が相次いだことから活用方法を探ることに。相談相手となったのは長女の鈴木夏琳さん(27)です。

愛さんの長女・鈴木夏琳さん:
「何か生かせないかなってことで、母とずっと1年前くらいから話していて」

夏琳さんが「かふぇおれ」のデザインを担当

夏琳さんは結婚して安曇野市で子育て中。社員ではありませんが、コーヒー牛乳からリニューアルした紙パックの「かふぇおれ」のデザインを担当しました。

インスタグラム

1年ほど前からはインスタグラムも。「映える」展開で「まつだくん」人気を支えてきました。

長女・鈴木夏琳さん:
「(そういう仕事をされていた?)いや、してないです。もう趣味で」

松田愛さん:
「昔から絵、好きだったしね」

■空き瓶にタオル入れグッズ化

今治タオルを色違いで2種類

母と娘で相談し、空き瓶は容器として活用、中身は誰もが使えるタオルにしグッズとして販売することに。

薄くて肌なじみのよい今治タオルは色違いで2種類を用意。

青には「まつだくん」と「富より健康」のキャッチフレーズ、ベージュには「まつだくん」と「モモちゃん」の2人が描かれた「タグ」が映えます。

空き瓶に今治タオルを入れ販売

松田愛さん:
「レトロっていうところで人気を頂いているので、それをどううまく『買いたい』って気持ちにさせるのか」

■タオルにもこだわる

タオルのタグの裏側は牛柄

愛さんの長女・鈴木夏琳さん:
「こだわりました。パッと見たときに、『かわいい』って思ってもらえるやつにしなきゃ手に取ってもらえないので、(タグの)裏の牛柄もこだわりました」

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長野放送ニュース

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