■「命が消える瞬間」に立ち会う

わなにかかったシカ
この日、「わなにかかったシカがいる」という情報が入り、講習会の後、都合がついた小山さんだけ現場へ。
先輩猟師が有害鳥獣駆除のために仕掛けたわなにかかったシカでした。
駆除に立ち会います。
小山裕紀子さん:
「最初に命が消える瞬間を見たときは、考えるものがあった。阿部さんという先輩猟師が、命は皆同じだと。食べ物は野菜をとるにも、動物を殺すにも、生きることってこういうことだなと思って」
■10年で2300人減「消滅すると困る」

長野県内の狩猟免許所持者(県林務部調査)
県内の狩猟免許の所持者は、2024年度で6769人。
10年の間に、2300人近く減少しています。
また年齢別で見ると、60歳以上が51.2%で、半分以上を占め、高齢化と担い手不足が課題となっています。
東御市 猟友会東支部・阿部秀平さん(71):
「若い方が入っていただいて猟友会を盛り上げていただかないと、年配者の集まりになってしまっているから。どんどん若い方を伸ばしていくことを考えていかないと、猟友会が先細りなんてものではなくて、消滅してしまえば困るから」
■若手育成の輪が広がってほしい

くくりわなの講習会
猟師(ハンター)は、有害鳥獣の捕獲を通じて住民の生活や農地、生態系を守る重要な役割を担っています。
講習会を開き、猟師の育成に励む福島さんにとって、この取り組みがほかでも広がることを期待しています。
福島俊治さん:
「これだけ若い方、女性の方が集まってくれて、びっくりしているんですけど、非常にうれしい。猟友会が新しい方が入ってくると活動も活発になってくると思う。こういう取り組みが注目されることで、他のエリアでも若手のハンターを育てていくというムードが高まればいい」

