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東大卒の25歳は“弁護士×郷土史研究” 木曽に魅せられ移住「村唯一の弁護士」に 出会いは大学時代、就職後も終電で来て始発で帰るほどの“木曽愛” 地域の歴史を学び企画展も開催「木曽の人の力になりたい」

■自宅は郷土資料の宝庫

加藤さんの自宅の本棚

加藤拓哉さん:
「長野県の郷土資料と、木曽の郷土資料と結構あって」

自宅の本棚には、木曽にまつわる本や資料がたくさんありました。

加藤拓哉さん:
「東京で神主をやっていた人が、御嶽山に登りに来て修行している(ことが分かる)。今も御嶽講で読むものもあります」

これらは古本屋や知り合いから手に入れたものです。

加藤さんは弁護士である傍ら、地域の歴史を調べる「郷土史研究」にも力を入れています。

加藤拓哉さん:
「(史料は)平然と焼かれて捨てられている。今も刻一刻と減っているので、そういうのを守る活動をしたい。(古い日記などは)公式の文書には残らない部分が残るので、そういう面白さはある」

■従軍日記を読み解き、企画展に

ある木曽人の見た戦争 「戦場の詩人」千村春雄の記録(長野県木曽町・義仲館、4月13日)

そして今、木曽町の資料館では、加藤さんが監修した企画展が開かれています。

3年前の2023年に、木曽町日義で見つかった日中戦争の従軍日記を加藤さんが読み解きました。

日記には、出征した男性が見た戦争体験や詩などが記録されており、加藤さん自ら資料館に働きかけ、企画展の開催にこぎつけました。

加藤拓哉さん:
「木曽に関することも戦地では書いていて、(昔は)9月1、2、3日に宮ノ越ではお盆をやっていて、中国の内地でも線香をたいていた記述とか」

義仲館運営・日義特産 海老沢将 社長:
「この時代をよく知る方や家族がいた人が多く来て、中には涙を流し、企画展を見る人もいる」

■「木曽の人の力になりたい」

木曽の歴史を調べる加藤さん

木曽で「弁護士」として働きつつ、地域の人と一緒に「郷土史研究」も行う加藤さん。

これからも「木曽」の魅力や歴史を発信し、「木曽の人の力になりたい」と励んでいます。

大桑村在住・弁護士・加藤拓哉さん:
「(木曽を)一つずつ塗り広げていくというか、村だけでなく、広域(木曽)をまとめられるように手伝えたらいい。いろいろなところから教えてもらって、俯瞰的にまとめて発信したり、分析したり、新しいことを見つけ、また発信して、そんな立場になりたい」

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