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東大卒の25歳は“弁護士×郷土史研究” 木曽に魅せられ移住「村唯一の弁護士」に 出会いは大学時代、就職後も終電で来て始発で帰るほどの“木曽愛” 地域の歴史を学び企画展も開催「木曽の人の力になりたい」

■就職後も休みは木曽へ 移住を決断

本業は弁護士

大学卒業後は、弁護士資格を取得し、都内の弁護士事務所に就職。

忙しい毎日でしたが、木曽への愛着は変わらず、休みがあれば木曽へ。

少しでも長く滞在したいと終電で来て、始発で帰ることもしばしばあったといいます。

加藤拓哉さん:
「木曽の人からもらう仕事の方がやりがいを感じた。研究もしつつ“木曽の人の力になりたい”。もっと近い距離でできるのがいいと思って」

そして木曽に移り住むことを決断し、2026年2月、大桑村に移住。事務所兼自宅を構えました。

4月には県弁護士会にも登録し、村唯一の弁護士として生活をスタートさせました。

加藤拓哉さん:
「弁護士の仕事は人助けになる、依頼者の悩みを納得させる手伝いをするということ。資料を読んで最適な結論に導くのは、結構歴史学に近い部分も、特に裁判とかになるとある。その辺は頭の使い方が同じ」

■“木曽のお母さん”との出会い

勝野清子さんと加藤さん

加藤拓哉さん:
「だいぶきれいになりました」

勝野清子さん:
「あ、よくなっているじゃん」

4月8日、事務所を訪れたのは勝野清子さん(76)。

加藤さんの村への移住をサポートした「木曽のお母さん」のような存在です。

勝野清子さん:
「ずくがよくある。自分の信念を曲げない、行動力がすごい」

勝野さんとの出会いは、大学4年の時。

村の伝統民謡を学びたいと訪れた際、勝野さんの家に泊めてもらったのがきっかけです。

勝野清子さん:
「木曽、歴史、右に出るものはないくらい、木曽のことを深く勉強しているというか好き。木曽のことを全て貪欲に体の中に全て詰め込みたいというのが加藤さんの欲の深さ」

■「古文書の会」で頼られる存在に

「古文書の会」

周囲も認めるほど、「木曽」のことを貪欲に学ぶ加藤さん。

勝野さんの夫・誠吾さん(82)とは、村の「古文書の会」の仲間です。

会は、木曽の住民らが2週間に1度集まり、木曽にまつわる古文書を読み解きます。

加藤拓哉さん:
「こっちだと終わるとか」

会の仲間:
「意味がつながっていかないもんね」

加藤さんは大学時代から独学で「くずし字」を勉強していることもあり、参加してまだ数回ですが、すでに頼られることも。

会の仲間:
「加藤さんに教わることがいっぱいあります。(今後は)古文書だけでなく、地域の様子、昔はこうだったとお茶飲みながら話せたら」

勝野誠吾さん:
「すごく勉強熱心。いい人が大桑村に住んでくれてありがたい」

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