
「緊急銃猟」訓練
野生鳥獣対策の訓練です。クマが冬眠から目覚めて動き出す時期を迎え、長野県小諸市では、人の生活圏へのクマの出没を想定した緊急銃猟の訓練が行われました。
住宅地に近い運動場に居座る偽物のクマ。猟友会員が猟銃を構えて狙っています。
4月27日、小諸市で行われた「緊急銃猟」の訓練です。
緊急銃猟は、人の生活圏にクマやイノシシなどが出没した場合に、安全が確保されているなどの条件を満たせば、自治体の判断で猟銃での捕獲ができる制度です。
訓練は、小諸市が猟友会などと連携して実施したもので、大町市や上田市、安曇野市などの担当者も見学しました。
参加者たちが使っていたのは大町市とシステム会社が共同で開発したアプリです。
人員配置や安全確認など緊急銃猟の安全な実施に向けた70の確認事項を現場で共有できます。
確認を終えるとー。
小諸市の職員:
「緊急銃猟の実施を指示します。発砲を許可します」
発見から発砲の許可まで50分ほどを要しました。
クマが冬眠から目覚める時期を迎えていて、県内では4月に入り里地での目撃が20件にのぼっています。
県内で緊急銃猟の実施はまだありませんが、小諸市は実施を見据えながら対応していきたいとしています。
小諸市農林課・桜井優祐さん:
「クマもイノシシも出る地域、緊急銃猟も現実味をもって小諸市は捉えている」

