■長野県No.1を目指す

諏訪発祥のラーメンチェーン「みんなのテンホウ」
地元に戻り、今から70年前の1956(昭和31)年、ギョーザ中心の「天宝 鶴の湯 餃子菜館」をオープンしました。
そして、1973(昭和48)年、百代おばあちゃんから引き継いだ先代の孝三郎さんが「より多くの人に味を届けたい」とチェーン店化。
名前もカタカナの「テンホウ」に変えました。
当初は、全国展開も考えていたそうですが―。
みんなのテンホウ・大石壮太郎社長:
「まだまだ県内で、自分たちの足元でやれることがいっぱいあるのではないか、地域限定にして、とりあえず長野県No.1になるところを目指すというふうに決めて」
現在、県内に34店舗まで拡大。諏訪地域だけでなく全県で親しまれるラーメンチェーンに成長しました。
■看板メニューは「ギョーザ」

人気No.1 テンホウのぎょうざ(320円)
「百代おばあちゃん」からの伝統を守りつつ時代に合わせて味を変化させてきた「テンホウ」。今は各店舗で40種類ほどのメニューを提供しています。
ただ、やはり一番人気なのが―。
スタッフ:
「ギョーザです」
創業当時のレシピを受け継いだ看板メニュー・ギョーザです。
年間1200万個を販売しています。
客:
「とてもおいしいです。シナモンが入っている。味がいつもの(他の)と違っておいしい」
「ギョーザは毎回来ても味が変わらなくて、おいしいまま」
ギョーザをテイクアウトした客:
「ほかの所では間違いなく買っていない。ギョーザは外せないかな」
特徴は他では味わえない独自の味付け!
テンホウでしか食べられないギョーザです。
■独特な味付け

ギョーザの餡
その秘密を探りに工場へ。
テンホウは諏訪市の本部工場で一括して食材を仕入れ仕込みも行うことでどの店でも変わらない味を提供しています。
みんなのテンホウ・五味節二工場長:
「こちらがギョーザの香辛料になります」
餡に加えているのがギョーザには珍しい八角、シナモン、フェンネルなど6種類の香辛料。これが唯一無二の味を生み出しています。
『企業秘密』という配合割合の香辛料と豚ひき肉、キャベツ、ニンニクなどと一緒に混ぜ合わせ完成。
専用の機械で1時間に約8000個作ることができるということです。
なぜ、独特の香辛料を使うのか?
創業者・百代おばあちゃんの知恵が詰まっています。
みんなのテンホウ・五味節二工場長:
「昭和30年ごろ、まだ冷蔵庫とかない時代、(香辛料には)日を長く持たせるとか、食欲増進の効果がある。皆さん、独特な香りがすると話をしていただけるが、これが病みつきになる秘密」

