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通常サイズで700g「オムライス」の名店が復活 ショッピングセンター閉鎖で閉店「心の一部が欠けた」常連客が経営を引き継ぎ1年2カ月ぶりに再開「目標は味は変えず、量も変えず、長く続ける」

元・裏メニュー「かねきライス」(1080円)

基本的にメニューはこれまでと同じ。主役はもちろん「オムライス」です。

通常サイズで700グラム。LLの卵を2つ使いボリュームたっぷり。

また、常連客に人気だった裏メニュー「かねきライス」もメニューに追加しました。カレーピラフの上に、豚のしょうが焼きが乗り、こちらもボリューム満点。


鶴田さんに味を継承する山口さん

新たな店長に就任するのが、小森さんの高校の同級生で飲食店で長年働いてきた鶴田智克さん(43)です。前店主の山口さんも営業が軌道に乗るまでは鶴田さんと共に厨房に立ち味の継承を図ります。

鶴田さん:
「オムライスを作る経験はなかったですけど、頑張ってやりますということで受けました」

グランドオープンを2週間後に控えたこの日、オムライスのチェックです。

鶴田さん:
「全体的にケチャップが混ざるようにしたいですね」

まずはケチャップライス。調味料を加えていきますが―。

山口さん:
「忙しい時に火から離しちゃうと冷めちゃうから、調味料をここでやっちゃった方が早い」

山口さん:
「味見してください」
「割と良いね、思ったより良かった」

続いてオムレツを作り、ライスを盛りつけますが―。

山口さん:
「うちのはもっとでかい。こことここを小さくしないで」

完成するも―。

鶴田さん:
「だいぶできるようになったので50点」

山口さん:
「ないよ、見た目悪いのでまたやり直しです。最後、卵の焼き方も真ん中が薄くなっていっちゃうので、そこを気を付けないとだめですね」

鶴田さん:
「やるからには一生懸命やって、『かねき』さんの味を継げるようにがんばりたい」

11月21日、プレオープン

グランドオープン1週間前の11月21日。

山口さん:
「五升炊きです。40人分くらいですかね」

近所の住民向けのプレーオープンの日です。

再オープンを待ちわびた客が続々と―。

客:
「オムライス、スープ付き、S(サイズ)で」

厨房は一気に忙しく―。

山口さん:
「初めなんともなかったけど今ちょっと不安で。間に合うかなって、待たせちゃったらかわいそうだなって」

山口さんと鶴田さんが協力して調理―。

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