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「地域全体を元気に」山村留学していた神奈川出身の男性が長野に戻り入浴施設の店長に 過疎化進む「心のふるさと」で恩返し 北アルプスが一望、地元食材にこだわった食事も提供

厨房

腕を振るうのは、給食センターで働いた経験などもある地元の女性3人。

この日、日替わりメニューとして提供したのは「ぎょうじゃにんにくの天ぷら」です。

厨房スタッフ:
「地元の方が山菜なんかも手に入るとこちらに持ってきていただけるので」

ぎょうじゃにんにくの天ぷら

食材の多くは地元農家から仕入れています。

大岡温泉 店長・飯島悠太さん:
「地場で手に入るものも多いので、それを使って大岡の魅力を食事としてご提供して、発信していきたいという思いはあります」

食事スペース

地元住民:
「お父さんに本当に似てきたね」

もう一つの狙いが地元住民の憩いの場にすること。今後、イベントを開いたり、お茶のみサロンの会場として貸し出したりすることも検討しています。

飯島さんの山村留学時代の同級生:
「実家に寄ったので寄ろうかなと。山奥なので、なかなかそういう(人の集まる)場がないと思うので、憩いの場になってみんな来てくれればなと思う」

接客する飯島さん

北アルプスを望める眺め、地元産の食材にこだわった料理。大岡の魅力の発信地として生まれ変わった日帰り入浴施設。

飯島さんはかつて世話になった「心のふるさと」を盛り上げようと「恩返し」を続けます。

大岡温泉 店長・飯島悠太さん:
「大岡の中にいろいろなプレーヤーの方がいるので、そういった方と結びつきながら地域全体が元気になる、盛り上がるような活動に踏み込んでいけたら」

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