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ピーク時15万人から4万人…スキー場の今季営業断念から一転、地元住民の力で営業 18歳以下リフト券「無料」などの集客策で来場者数1.2倍 正念場はこれから…来季以降の存続には「新たな運営主体」を

にぎわうレストラン

スキー場によりますとシーズン全体の来場者数は約4万3000人、2023-24シーズンの1.2倍に。売上げも1.2倍になりました。

18歳以下のリフト券を無料にしましたが、その分、利用者が伸びてスキー板やスノーボードの貸し出しや、レストランの売上げが伸びたということです。

スキー客

午後4時半ごろ、営業終了ー。

女の子:
「最後の日にいっぱい滑れてうれしかった」

母親:
「来シーズンもここで滑りたいので頑張ってほしいな」

親子連れ(松本から):
「来季と言わず、今後も続けてほしい」

息子:
「(また行きたい?)行きたい。やっぱ楽しいから」

■本当の「正念場」はこれから

Mt.乗鞍スノーリゾート

スキー場運営協議会山口謙代表:
「欲を言うと、もう少し入場者数が多かったりしてより明確に、次のシーズンにつなげられるようなことができればよかったなというのは反省。ポテンシャルがある意味、明示できたかなと思ってます」

「結果」を残したと言えるスキー場ですが、「地元主体の運営」は今シーズンのみと決めています。

来シーズン以降も存続させるためにはこの実績をもとに「新たな運営主体」を探さなければなりません。そして、その運営主体を地元も支える仕組みをつくりたいと考えています。

本当の「正念場」はこれからです。

スキー場運営協議会・山口謙代表:
「地域と一緒に協働してくださるような企業、団体と一緒にできたらなというのは引き続き思っていますので、そういった方向に進んでいきたい」

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長野放送ニュース

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