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涙あふれ仲間へ感謝 「木工漬け」の日々…“職人の卵たち”が巣立つ 18歳から66歳の39人の訓練生「勇気を持って今後の人生を」 夢や目標に向かいそれぞれの道へ

エランさん(右)と妻・菜摘さん

エランさんの横にいるのは妻・菜摘さんです。

妻・菜摘さん:
「写真は見ていたんですけど、実際に触ってみて、思いを込めて作ったんだなと思ってうれしかったです」

エランさん、4月から島根県で神社・仏閣などの補修に携わる「宮大工」の修業を始めます。今度は菜摘さんも一緒です。

アズース・エランさん:
「半年、1年くらいやってみて、家具(作り)に戻るか宮大工を続けるかまだ分からないですが、絶対楽しいと思います」

妻・菜摘さん:
「海外と日本の懸け橋になるような職人を目指してくれると、ほかの若い海外の人も、日本語のハードルって高いので、頑張れば周りの人も支えてくれて学べるんだよということを伝えてほしいと思います」

宮田さんが直接律くんにプレゼント

抽選結果発表:
「Gの11番、114番の方です」

製品の抽選も始まりました。

宮田さんのイスはー

抽選結果発表:
「当選番号25番の方、おめでとうございます」

宮田さん:
「僕は外れました」

しかし、宮田さんの知人が当選しました。

宮田さんの知人:
「やりました。これで律くんにあげられる」

後日、宮田さんが直接、律くんにプレゼントしました。

律くんもお気に入り。

土屋さん(左)と購入者

土屋さんのサイドテーブルも買い手が決まりました。

土屋さんの製品の当選者:
「形と見た目、風合い、ホウの木を使っていていいなと、すごくかわいい」

土屋さん:
「これから使ってもらう人のことを考えて作ったのでれしいです」

大盛況に終わった技能祭。およそ450人が訪れ9割以上の製品に買い手が付きました。

県上松技術専門校・船山隆志指導員:
「約1年で立派な製品を作っていくことに感動してしまいます。この1年学べたことは基本的なことで土台に過ぎないので、その上に大きく立ち上げて木工業界で活躍してもらいたい」

技能祭が終わると「技専」で過ごす日はあと5日。

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長野放送ニュース

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