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「医師と料理人」29歳男性の挑戦 医療を生かして「地域、生活を診たい」 週3日ずつ訪問医療とイタリアンバールの切り盛り

■医療の目と手でつくる集まる場を

イタリアンバール"kozorite"(長野県小諸市)

高桑雅弘さん:
「『カボチャのアグロドルチェ』は消化に良さそうな感じ」

和やかな雰囲気の店内。会話も弾みます。

高桑さんは料理を通じて、会話を通じて、医療の知識を訪れた客の生活に役立てることができたらと考えています。

高桑雅弘さん:
「『医療・福祉の目と手でつくる集まる場』という、ここに来れば生きていく中でちょっと困ったこととか、少し聞いてみたいことに、解決のヒントを得られるとか、ここにいると少し楽になるとか、そういう場としてこのお店は機能したら」

■高桑さんの挑戦

客は…

客はー

軽井沢町から:
「きょうはあまりお腹の調子が良くないが、味付けがシンプルで優しい感じがする。さりげなく気づかいしてもらったのかな」

佐久穂町から:
「素材をみれば体に良いものをちゃんと使っていて、でもお客さんはただおいしくて食べている、バランスが心地いい。それプラス医者としてもいろいろ健康面のアドバイスができたら、ますますファンが増えるのでは」

医師として働きながら飲食店も営む高桑雅弘さん

店を営みながら『地域を診る』、『生活を診る』。高桑さんの挑戦は始まったばかりです。

高桑雅弘さん:
「その人がやりたい、こういう生き方をしたいというものが叶えられれば、もっと生き生き働けるんじゃないかなと思うので、当たり前のようにみんながそれができたらいい。一つそれを示していきたいなというのが、僕自身がこれを続けている理由でもあります」

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長野放送ニュース

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