YouTube X Instagram

なぜ今?長野市にハンバーガー店続々 4カ月で4店舗 背景を探ると「増加する外国人観光客、インバウンドの影響」「コロナ禍でテークアウトが盛んに」

HACO BURGER Double(1430円)

記者が試食―。

(記者リポート)
「お肉の表面がカリっとしていて中はジューシーで、チーズに絡んでとてもボリュームがあります」

客:
「おいしいです、チョーうまいです。バンズとかも外カリカリでおいしい」
「肉厚で満足感があっておいしい。子どももハンバーガー大好きなので、おいしそうに食べてくれてよかった」

外国人観光客も足を運ぶ

開店のきっかけはコロナ禍に開かれたイベントです。

HACO BURGERS・箱山正一さん:
「コンテナを3基くらい設置してテークアウトのスタイルでやったのがきっかけで」

4年ほど前、権堂町で市内の飲食店11店の商品を集めたテークアウトのイベント。市会議員の箱山さんは企画した一人で、その時の経験を生かしコンテナを活用して出店したのです。

当時、箱山さんたちが販売したのはホットドッグでしたが、権堂アーケードにかつてあった有名チェーンの思い出が重なり、ハンバーガーにしたということです。

HACO BURGERS・箱山正一さん:
「私、子どものころから権堂はハンバーガーを食べに来てましてですね、その頃の思い出を思い出しながら今度は自分でハンバーガー店をやろうという夢もあって始めました」

店には近年、増加する外国人観光客も足を運んでいます。

アメリカから:
「日本に来て9日目なんだ。日本食をずっと食べていたら、たまにハンバーガーが食べたくなって。ナチュラルな感じでおいしい」

HACO BURGERS・箱山正一さん:
「われわれが外国に行ったら、長期滞在なんかになればちょっとみそ汁食べたいなとか、そういうのと感覚似てるんじゃないですかね?」

■外国人観光客の需要を見込む

ウェンディーズ・ファーストキッチン長野駅前店

その外国人観光客の需要を見込んで出店するケースも。長野駅近くに2月26日にオープンするウェンディーズ・ファーストキッチンです。

四角いパティが特徴のアメリカ発祥のハンバーガーチェーンで県内初出店。ホテルの運営会社がフランチャイズ形式で営業します。

ウェンディーズ・ファーストキッチン長野駅前店・谷口将樹店長:
「駅前を盛り上げたいというところが一番あって、駅前にもファストフードがなくてお昼ですとか困っているという話を聞いたこともありまして。若者もたくさん来ていただきたい」

ホテルでは宿泊客の半数以上が外国人客という日も多くその需要も見込んでいます。

ウェンディーズ・ファーストキッチン長野駅前店・谷口将樹店長:
「モバイルオーダーでスマートフォンから部屋にお届けできるサービスが全国で初めてやろうと考えていて、外国の方もこちらに来て部屋でハンバーガーが食べられるとなると、そちらもサービスとして選んでいただけるかなと」

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ