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数年は天守に入場できない... 国宝松本城で早ければ2028年度から耐震補強工事を開始 大地震に備え鉄骨フレームなどで強度上げる

松本城

国宝の松本城天守に鉄骨などを入れる耐震補強工事が早ければ2028年度にも始まる見込みです。

松本城天守は2017年の耐震診断の結果、震度6強から7の大地震で、一部が倒壊する恐れがあると指摘されています。

6月19日に松本市が明らかにした耐震補強案は、1階から5階に鉄骨フレームを通し、1階と4階に揺れを抑えるダンパーを置くなどとしています。

2025年度に基本設計に着手し、2028年度以降の着工を目指します。工事期間は未定で、数年間は観光客の天守への入場はできなくなります。

松本市 臥雲義尚市長:
「工事期間中も何らかの形で来ていただけるよう、通常の状態とは違った価値を提供できるかどうかがこれから非常に重要な検討内容になってきます」

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長野放送ニュース

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