■移住の元保育士たちが奮闘

おさんぽの時間 移住の元保育士たちが園を支える
橘田さんと同じ移住してきた元保育士もパート勤務で奮闘中。
京都から移住の元保育士・山崎さん(72):
「元気はもらえるんだけど家帰ってバタンキュー。でもかわいいです、ほんとかわいい」
埼玉から移住の元保育士・野口さん(73):
「(東京と違う?)全然ちがいますね、東京はこんなにのんびりできません。緊張ばっかりでね。危ない危ないって。こっちは全然。自然の中で、子ども達ものびのびと」
橘田さんの次女・瑞緒さんも村に移住し、編集の仕事をしながら園を支えています。
次女・瑞緒さん:
「気持ちだけではやれないことだと思うので、体力的にどうなのかなとか思ったんですけど、(母は)たぶん東京から原村に来た時よりも元気だと思います」
■橘田園長「子どもの幸せ、他の人にとっても幸せ」

橘田美千代園長さんと園児たち
第二の人生でも子育て世帯を支える橘田さん。この場所を地域に根付かせるため、あと数年は園長として頑張るつもりです。
橘田美千代園長:
「今、75ですけども人間って変わるんだなと思うし、自分自身も成長ができてるなと思うし。自分が今まで学んできたことを生かしていけるっていうのは、すごくありがたいなと思ってます。子どもが幸せだっていうのは、他の人にとってもすごい幸せなことなので、そういうのを毎日見てるのでいいなと思っています」