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“銭湯物語”第2幕へ 客の存続願う声がきっかけ 95年の歴史に幕を下ろして半年…後継者が現れ再開 新店長は銭湯、温泉、サウナ巡りが趣味

改装の説明をする相良さん

相良さんは銭湯、温泉、サウナ巡りの趣味が高じて、6年前、エンジニアから転職。これまで東京と大阪で銭湯の立ち上げを経験し、今回、新たな「桑の湯」の店長を務めることになりました。

桑の湯・相良政之店長:
「こっちの角に水風呂をつくろうかなと思っています。休憩室をおいてあげて、浴場での滞在時間を延ばしてあげるのを、やらなきゃなと」

■営業時間を変更 

入浴後にくつろげる広いスペースに改装

再開に向け現在は改装の真っ只中です。入り口を入ると、番台の前には、入浴後にくつろげる広いスペースが。

脱衣所は以前より狭くなりますが、大きな鏡やロッカーは閉業前と変わらない形で残しています。これまで愛されてきた「桑の湯」を残しつつ、より快適になるように工夫しています。

桑沢弘幸さん:
「新しく今にあうような番台、この空間ということで、自分にはなかった発想で、楽しみに」

12月オープン予定

一番大きく変更したのが営業時間です。これまで午後3時から9時半まででしたが、午前5時から深夜の1時までに延ばしました。

桑の湯・相良政之店長:
「朝5時からは、おじいちゃん、おばあちゃん並ぶし、深夜1時は若者の団体で溢れるんですね。なので全部の年齢層をカバーできるような時間帯の営業時間にした」

■NEW桑の湯を楽しみに 

塩尻市唯一の銭湯・桑の湯

桑沢弘幸さん:
「NEW桑の湯を楽しみに、僕はお願いして見ていたいなと思っていますので、お客さまにも、期待していただきたいなと思っています」

一度は閉業した老舗銭湯。客の存続を願う声がきっかけで再開が決まりました。

オープンは12月30日、あのにぎわいが戻って来ます。

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長野放送ニュース

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