
長野県石油商業組合
長野県県石油商業組合をめぐるガソリン価格の事前調整疑惑で、組合が設置した第三者委員会は「組合の組織ぐるみで価格調整が行われていた」などとする報告書を公表しました。当初、組合が「事実はなかった」と県に報告していたことについては、「虚偽だった」と指摘しました。一方、組合も記者会見を開き、「報告内容を重く深刻に受け止める」としましたが、「組織ぐるみ」とされた点については、改めて否定しました。事前調整があったとの報告書を受け、街の人からは「とんでもない」などと怒りの声が多く聞かれました。
第三者委員会の報告によってガソリン価格の事前調整が認められました。その結果を街の人はどう思っているのでしょうか。
80代:
「(事前調整が認められましたが)とんでもないことだと思うよ。県民は何も知らずに入れていたんだから」
50代:
「腹立たしいですよね。嫌ですよね、知らないところで価格が調整されているというのは、皆さん怒りますね」
30代:
「この辺は車がないと困るので、そういうことされると不信感。もうちょっと消費者側の目線になってほしい」
疑惑が報道された当初、組合は関与について真っ向から否定していました。
80代:
「談合しているところが一致団結して初めは(事実はなかったと)通したんじゃないの。最低限、良心的な考えでやってほしい。まるっきり変わるっていうのは無理だと思う」
40代:
「否定していたのがよくないところからスタートしていると思う。フラットになったガソリン価格が提供されればいいと思う」