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昭和レトロな「無人ホテル」オープン かつて県内随一の繁華街に新たな人の流れを 空き家になっていた旅館を活用

■レトロなホテルを無人運営で

チェックインは入り口のタブレットで

早速、ホテルを案内してもらいました。

宿屋 GONDO aioi・笹川亮さん:
「ここでタブレットでチェックインのお手続きをしてもらう」

ホテルは、人手不足を背景に今、全国で増えつつある無人運営。入り口のタブレット端末でチェックインの手続きをして、中へ入ります。

1階の共用ラウンジ

宿屋 GONDO aioi・笹川亮さん:
「ラウンジスペースということで、宿泊者の方が自由に使えるスペースになっております」

1階には共用のラウンジとキッチンがあります。レトロな雰囲気を味わってもらおうと、ガラス窓やキッチンのシンクはそのまま利用しています。

玄関の引き戸も、昭和に建てられた旅館のまま

宿屋 GONDO aioi・笹川亮さん:
「ガラス、これも当時のままをいかして。玄関の引き戸もそうですが、今ではなかなか用意できるものではないので。昭和レトロという言葉が一つキーワードにはなると思いますし、外観とか雰囲気はできる限り残したいと」

天井や柱、階段も基本的にはそのままです。

■電気錠付きの「じいちゃん家」

4人部屋の洋室

部屋は、ベッドを置いた2人部屋の和室が6部屋、2段ベッドを2つ置いた4人部屋の洋室が2部屋あります。ほぼ素泊まりなので料金はリーズナブルです。

宿屋 GONDO aioi・笹川亮さん:
「昔小さい頃、じいちゃん家、ばあちゃん家来ていたよねみたいな、懐かしい気持ちになってもらえればありがたいなと思いますけどね」

昭和レトロではありますが、9台の防犯カメラを設置し各部屋のドアには電子錠が付いていてセキュリティ対策はばっちりです。

2人部屋の和室

後日、実際の宿泊客を取材させてもらいました。

タブレットでチェックインを済ませたのは、静岡県沼津市の小川さん夫婦。車で福井、長野、群馬を巡る4泊5日の旅行中でした。予約した決め手は善光寺に近いことと、料金の安さだそうです。

電子錠に少々苦戦。記者が手伝って入室しました。

予約したのは2人部屋の和室。落ち着いた雰囲気に2人はー

静岡・沼津市から・小川信義さん(72):
「造りが和室みたいで、木の造りで落ち着きますかね」

妻・小川敏子さん(69):
「木の感じがいいですよね、昔風な家にいる感じで」

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長野放送ニュース

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