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『やたら』たっぷり「やたら冷やし味噌ラーメン」も 注目度UPの北信濃の夏の郷土料理が「100年フード」に認定

やたら冷やし味噌ラーメン(950円)

「やたら」がたっぷり乗った「やたら冷やし味噌ラーメン」(950円)です。

小布施から:
「おいしいですよ、野菜もとれるし。冷たくて食べやすいのと、夏らしくて」

食ごよみ日和・松沢靖店長:
「冷たいおみそ汁に『やたら』が入っているようなイメージ。もともと『やたら』は和風のものなので、みそにもとてもよく合い、うまく出来上がった」

「味噌ラーメン」は店の一番人気で、夏にも楽しんでもらおうと、2023年から「冷やし」の提供を始めました。

■パプリカ入りの自家製「やたら」

キュウリやぼたんこしょうのほか、彩りとしてパプリカも

そこにのせるのが、毎日仕込んでいる自家製の「やたら」です。

町内産のキュウリやぼたんこしょうのほか、彩りとしてパプリカも加えています。

最後に特製の「塩だれ」で味を整えます。

食ごよみ日和・松沢靖店長:
「野菜自体の味やみそ漬けの味がしっかりしているので、(塩だれは)『補い』で」

やたら冷やし味噌ラーメン(950円)

8月から提供を始めたところ、夏にぴったりなメニューとして好評だということです。

横浜から:
「さっぱりしていておいしい。(ラーメンと)合ってると思います。体もひんやりと涼しくなっていいかもしれないですね」

食ごよみ日和・松沢靖店長:
「夏、食欲がないときでも野菜がたくさん食べれられるのは、昔から伝わる理にかなったもの。『やたら』をたくさん食べて、この夏を乗り切っていただければ」

■「やたら」のハンバーガーも!

「れうりや」

天然酵母のパンなどを販売する「れうりや」で提供しているのはー。

「やたら」をたっぷりと

揚げたてのトンカツにソースをつけてバンズの上へ。

その上に「やたら」をたっぷりとのせます。

「やたらバーガー」(850円)

「やたらバーガー」(850円)の完成です。

れうりや 店主・浜崎愛さん:
「洋のものと和のものとうまくミックスできように工夫した」

■使う野菜などで味が変わる良さ

手作りの「やたら」

れうりや 店主・浜崎愛さん:
「シンプルに刻むだけですけど」

使っている「やたら」は店主の浜崎さんの手作り。使う野菜は、日によって変わります。味を決めるみそ漬けも浜崎さんが冬に漬けたものです。

れうりや 店主・浜崎愛さん:
「あるものをアドリブで入れて、『きょうは甘いね』『しょっぱいね』と言って食べるのが『やたら』の良さ」

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長野放送ニュース

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