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人生を切り開いてくれた“青い卵”を乗せた「卵かけご飯」 48歳男性が脱サラして養鶏 地元の協力得て「エサ」にこだわり生産

米ぬかを残さに混ぜる

肉や魚など動物性タンパク質が混じる「残さ」は貴重な栄養源。

しばた養鶏・柴田勝さん:
「これが米ぬか。さっきもらってきたのを、少しずつ混ぜて」

オリジナルの「発酵飼料」

米ぬかの他、酒蔵やブルワリーから譲ってもらった「酒かす」や「麦芽」も混ぜて、オリジナルの「発酵飼料」を作ります。

農家からもらった野菜もエサに。

地域で出る不要なものをエサに利用。「コスト削減」と「循環型」を実現させています。

食欲をチェック

しばた養鶏・柴田勝さん:
「(いい卵のためには)もうエサですね、7割8割。いい食欲なので、どんどんなくなる」

道の駅 小坂田公園「小坂田マルシェ790」

卵は、地元の道の駅などで販売。

愛知から:
「珍しいので、家族が卵好きなので、TKGでガツッと」

市内から:
「色も初めて見るし、おいしそうだなと」

しばた養鶏「放し飼い自然卵」6個(赤・青ミックス)750円

愛知から:
「珍しいので、家族が卵好きなので、TKGでガツッと」

市内から:
「色も初めて見るし、おいしそうだなと

松本市で開かれたマルシェ(4月29日)

各地のイベントにも出かけ販路拡大にもつなげています。

ゆで卵を購入:
「大好きでいつも買わせてもらうが、(ニワトリが)自由だし、好きなように生活してるのっていいなって」

洋菓子店「アトリエブレ」(松本市)

柴田さんの卵を高く評価しているのが松本市の洋菓子店「アトリエブレ」。

こちらのロールケーキに使用しています。

アトリエブレ シェフパティシエ・栗田健志郎さん

アトリエブレ シェフパティシエ・栗田健志郎さん:
「卵が主役。卵の特徴を生かした商品を作りたいと考えていたんですけど、最終的にシンプルなロールケーキ」

黄身と白身に分ける

作っている様子を見せてもらいました。

まず卵黄と卵白を分けます。

コシのある白身が特徴

アトリエブレ シェフパティシエ・栗田健志郎さん:
「卵白のコシが強いので、取りづらいんですよ。通常の卵よりもしっかりした卵白」

しっかりしたメレンゲに

卵白に砂糖を加えながら泡立て、メレンゲに。

持ち上げても動かないほどに泡立てたら卵黄と混ぜます。

15分焼くと…

卵白のコシの強さを生かすため、使用する小麦粉は少な目です。

型に流してオーブンで15分ー。

ふんわりと焼きあがりました。

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長野放送ニュース

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