
宮尾さん親子
宮尾一花選手:
「普段のお父さんと違い厳しい時は厳しいのですが、自分の性格とか、一番お父さんが理解してくれているので、そこはお父さんに教えてきてもらって良かったな」

1月23日、上田西高校
トレーニングも兼ねて高校に入ってからは陸上競技も始めました。
宮尾一花選手:
「中学の時に部活に入らず、自分は筋力がついていなかったので、自分に必要な筋力や体力がつけられると」

日本スノーボード協会主催の「第41回全日本スノーボード選手権大会」
昨シーズン終盤の3月。一花さんは日本スノーボード協会が主催する「全日本選手権」に出場。
見事、優勝して念願のプロ資格を獲得しました。
宮尾一花選手:
「優勝したという感覚がなくて、驚きの方が大きかった。自分がずっと目標にしていたプロ資格を取れたことが一番うれしかった」
協会のプロになると賞金が出る大会に出場でき、そこで切磋琢磨すれば一徳さんのようにナショナルチーム入りの道も開けます。
父・一徳さん:
「自分と同じ舞台に来たというのが、(大会に)一緒に出られるというのが、やっぱりうれしい。自分もまだ続けているのも、一花がいるから続けられているので、一花がスノーボードをやっていなかったら、何年も前に多分辞めていると思うので」

後藤夏樹コーチ(中央)も加わる
上田市の番所ヶ原スキー場は親子の言わば「ホームゲレンデ」。
ほぼ毎週、練習しています。
今シーズンから、後藤夏樹コーチも加り、一花選手は2人から指導を受けています。
近づくプロデビュー戦。
この日は滑走時の姿勢などを確認しました。

宮尾さん親子
迎えた本番。
宮尾一花選手:
「すごく緊張しているのですが、楽しみながら、トップの選手にしっかり挑んでいけたら」
父・一徳さん:
「(朝から娘さんの様子を見ていてどうですか?)ちょっと口数少ないですね、緊張しているのかなと思い、車の中でいろいろアドバイスしながら来た。自分のことよりも、一花のデビュー戦で、俺の方が緊張している」