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息子のぜんそくで野菜重視 元看護師の母営む食堂 旬の食材たっぷり!体も心も元気に

長野市若穂綿内地区で栽培されている「綿内レンコン」

食堂カフェharuco・竹沢みやさん:
「すごく立派なんです、食感も全然違うし」

店に戻ると早速、仕込み。

食感を残すため大きめにカット。

店の厨房で「綿内レンコン」の仕込みをする竹沢さん

店のメニューは旬の野菜にあわせて時期ごとに変えています。

食堂カフェharuco・竹沢みやさん:
「旬の時期の方がやっぱり、その時期に頑張って育っているお野菜だと思うので、栄養価も高いと思うし体が欲しているものを素直に取り込んでいこうかなって」

夫の祐二さん、息子の春汰さん、竹沢みやさん

「いただきます」

仕事を終えたら、夫の祐二さん(38)、息子・春汰さん(6)と家族団らんの時間。

実は、竹沢さんが野菜にこだわるようになったのは、春汰さんがきっかけです。

息子の春汰さん

1歳のころからぜんそくを患った春汰さん。入院が続いたこともあり、竹沢さんはまず、食生活を野菜中心に見直すことにしました。

味が濃く、刺激の強い食材は食道の粘膜に影響を及ぼし、肥満はぜんそくを悪化させるといわれています。

竹沢みやさん:
「せっかくだったら、体が喜ぶ食べ方をしたいなと野菜を食べてほしいなと思ったので、できる限り中心にしてましたね」

竹沢みやさんと息子の春汰さん

そのかいもあってか、2年ほど前から症状は出なくなりました。

息子・春汰さん:
「(何がおいしい?)ぜんぶって言おうかな、ぜんぶ。健康になれるから作ったんでしょ。わかってるよ」

竹沢みやさん:
「(家でも店でも)目の前の人がおいしいって言って、ひとりでも喜んでくれれば。楽しく食べるしか考えてなかったんですけど、プラスして体に優しいということも、(息子の病気で)変わっていったところ」

地元客や観光客が足を運ぶ「食堂カフェharuco」

食事で元気にー。

体に優しい料理の評判は口コミやでSNSで広がり、やがて地元客や観光客が足を運ぶようになりました。

鶏肉にレンコン、サツマイモを炒めたら黒酢のあんを

食堂カフェharuco・竹沢みやさん:
「野菜自体にも味があるので、邪魔しないように(調味料を)使うと、どうしても負けちゃうときがあるので、できるだけ使わないで作っている」

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長野放送ニュース

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