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【参院選】“政権選択選挙” 争点は?注目点は?

参院選

参議院選挙が3日公示され、17日間の選挙戦がスタートしました。1議席を争う長野県区には5人が立候補し、物価高対策などを中心に論戦が交わされる見込みです。担当記者の解説です。

記者:
「コメをはじめ物価高騰が長引く中、暮らしをどう支えるかという政策が重視されているようです。長野県世論調査協会が公示前に行ったモニター調査で、参院選の争点について『物価高対策』を挙げた人が67.9%にのぼり最も多くなりました。次いで『景気・雇用』『外交・安全保障』『消費税』の順になりました。選挙戦でもこのあたりが争点の中心になってくると思います」

今回の選挙の注目点はどんなところですか?

記者:
「県区は、改選議席が1議席となってから補選も含めて旧民主系の野党統一候補が議席を獲得してきました。今回も立憲、共産、社民が候補の一本化でまとまり、野党共闘が実現したのに対し、4連敗中の自民は県内の国政選挙で初めてとなる女性候補を擁立し、刷新感を打ち出して議席の獲得を狙います。全国的には、事実上の「政権選択選挙」とも位置付けられます。自民・公明が参議院でも過半数を割ることになれば、政権交代が現実的になります。過半数の維持に必要な50議席が「勝敗ライン」とされ、県区のような1人区の勝敗が重要になってきます」

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長野放送ニュース

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