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ほどよい酸味「西条白菜の本格キムチ」 元教諭の女性が製造・販売 お手軽アレンジメニューも紹介

「西条白菜」で作ったキムチ

特集は人気のキムチです。長野県筑北村の女性が特産の「西条白菜」でキムチをつくって販売し、白菜のPRに一役買っています。キムチづくりの様子とお薦めアレンジメニューを紹介します。

■甘みが強い「西条白菜」

「西条白菜」

次々と収穫される大きな白菜。標高1000メートル近い、筑北村の東山地域で栽培されている「西条白菜」です。

「西条白菜」生産農家・太田和司さん:
「甘みが強いですとか歯切れが良いとかそこら辺が評判良いところ」

農家の太田和司さん

収穫は年2回。5月から6月が「春作」、9月から11月中旬が「秋作」です。

農家の太田さんはこの時期、1日およそ1200玉をJAを通じて主に中京圏に出荷しています。

「西条白菜」

「西条白菜」は、かつて旧本条村一帯で作られていましたが高齢化や後継者不足で生産者は現在、太田さんを含め3軒となっています。

■「西条白菜のキムチ」が評判に

松本携子さん

農家が丹精込めて育てた「西条白菜」。今、その加工品が評判となっています。

西条白菜のキムチです。

作っているのは、松本携子さん(68)。

西条白菜でキムチづくり・松本携子さん(68):
「(1回でどれくらい漬ける?)9玉ですね」

「松ちゃん工房の元キムチ」

松本さんは2022年12月、工房を設け、「松ちゃん工房の元キムチ」という名で売り出しました。

西条白菜でキムチづくり・松本携子さん:
「仕事で疲れた人が次の日も『元気』に働くぞっていうふうになってほしいという気持ちで、名前をつけました」

■元教諭が作る本格的なキムチ

松本さんは家庭科の元教諭

松本さんは家庭科の元教諭。

今も非常勤で村内の高校や小学校で教えています。

西条白菜でキムチづくりをする松本携子さん

キムチを作るようになったのは20年ほど前。

松本市内の中学校に勤務していたころ、生徒の保護者に、店を営む韓国出身の女性がいて、本場の作り方を教えてもらったということです。

地元の「西条白菜」を使ってみたところー。

西条白菜でキムチづくり・松本携子さん:
「(西条白菜は)やっぱり味が違いますよね。甘みとかやわらかさとか、グレードアップするという感じなので」

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