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休憩所・通過点から脱却 進化続ける「道の駅」広がる“目的地化” 天然温泉、子ども広場、eバイクも

全国で道の駅の数が3番目に多い長野県

特集は道の駅です。9月23日、長野県長和町に県内53カ所目の道の駅がオープンしました。数は全国3番目の多さです。かつては「休憩所・通過点」といったイメージがありましたが、近年は「目的地に」と特色のある道の駅が増えています。最新事情をお伝えします。

■「地域振興」の拠点として整備

道の駅「和田宿ステーション」

長和町和田にオープンした道の駅「和田宿ステーション」。

周辺の観光を支える場になればと1996年にできた施設を再整備して、国に申請、2023年2月に「道の駅」に登録されました。

食堂の他、旬の野菜や果物を売る直売所があります。

道の駅「和田宿ステーション」

町内から:
「助かってます。いろいろと野菜も安いし」

和田宿ステーション・山岡芳明駅長:
「お客さまに愛されるように、頑張って精進していきたいという思いが強い」

「道の駅 信州新町」

県内第1号の道の駅は1993年に登録された「道の駅 信州新町」です。

2023年でちょうど30年。記念イベントを開催し、にぎわいました。

長野県の道の駅の数は全国3番目に多い

その後も増え続け長和町で53カ所目。北海道、岐阜県に次ぐ全国3番目の多さです。

そもそも、道の駅は「休憩機能」に、文化や名産品を紹介する「情報発信機能」を合わせもった道路施設のこと。

ただ近年はさらに発展させ「地域振興」の拠点として整備されるケースが増えています。

■珍しいモーニングメニュー

「花の駅 千曲川」

飯山市の道の駅、「花の駅 千曲川」。

農産物直売所には、旬のシャインマスカットやみずみずしいレタスなどが並びます。

土産品売り場も充実させて2022年、リニューアルされました。

平日にもかかわらず、県内外から多くの客が訪れています。

「花の駅 千曲川」

石川県から:
「いろんな野菜もあっておいしくて安くて」

飯山市から:
「すごく利用しますね。地元の人が育てているので新鮮さがあるかなと思って」

「Cafe 里わ」

直売所と並んで人気なのが「Cafe 里わ」。こちらも直売所と合わせてリニューアルされました。

営業は朝7時半から。珍しいモーニングメニューがあり、住民に親しまれています。

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長野放送ニュース

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