思い出のリポーター体験
「なぜアナウンサーになろうと思ったのですか?」
先日、就職活動中の学生からこう尋ねられました。
私がアナウンサーに興味をもったきっかけは、
小学生のころ、近くに住んでいたケーブルテレビのカメラマンに誘われて、
リポーター体験をしたことでした。
はしご車に乗り、その様子をリポートするという簡単な取材だったものの、
普段体験できないような光景に大興奮でした。
その喜びはもちろんですが、うれしかったのは放送後の反響です。
「楽しそうにリポートをしていたね」と大勢の人から言われ、
自分の目で見て感じたことや体験したことを、
私の表情や声を通して伝えられたことに感激しました。
楽しかった思い出が、実現したい目標へと変わり、
いま大好きなテレビの世界で情報を伝える立場になっています。
初心を忘れずに、物事をわかりやすく伝えられるよう
努力し続けたいと改めて感じました。
最後になりましたが、就活中の皆さんの夢が叶いますように。
就活中の写真、これしかありませんでした。笑
表情が幼いですね・・・
(2020.09.24 産経コラム)