令和最初のコラム
大型連休が明け、日常が戻ってきました。
このゴールデンウィークは、どのように過ごしましたか?
平成から令和へと時代が変わる瞬間。
私は実家で家族と一緒に過ごしました。
平成に生まれた私にとって、少し寂しい気持ちもありましたが、
新時代の到来になんとも言えない高揚感も。
このまま平和な世の中が続きますように・・・
このタイミングで、産経新聞のコラムの順番が回ってきました。
令和最初のコラム。
何を書こうか迷ったのですが、
この時代の変わり目に幕を閉じた名店の話をします。
私にとって平成最後の密着ロケとなったこの取材は、
思わず涙してしまうほど、
感慨深い取材となりました。
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平成から令和となり、早くも1週間が経とうとしています。
平成の終わりとともに、またひとつ名店が閉店しました。
昭和48年創業。長野市の洋食レストラン「ヒルトン」です。
私が密着取材した閉店日には、オーナーと笑顔で思い出を語り合う人、
もうこの味が食べられなくなると涙する人など、店内には数々の思い出が溢れていました。
これほど愛され続ける理由は何か。
私は、従業員の皆さんの絆の深さだと感じました。
ヒルトンは、親子で働く人も多く、まさに家族のような関係が出来上がっています。
誰もが仕事に対する熱意と厳しさを持ち、ヒルトンを愛していて、
その関係性がお客さんに愛されたあのアットホームな雰囲気を生んでいました。
これは私たち、番組の作り手にも共通することです。
長年愛される番組を作るためには、作り手の絆を深め、
まずは自分たちが番組を愛すること。
そう「ヒルトン」から改めて学んだ気がします。
ヒルトン、ありがとう。
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この取材を楽しみにしていたんだよ。
長野放送さんにお任せしてよかった。
そう、言ってくださったヒルトンのみなさん。
温かいお言葉をありがとうございます。
土曜はこれダネッ!の放送後には、
VTRを見ながら、泣いてしまったよ。
小宮山さんの涙にもらい泣きした。と、
数々の感想をいただきました。
この貴重な一瞬をみなさんと共有できて、
すごくすごくよかったな、と思います。
(取材中出会ったうららちゃんと)
ヒルトンに限らず、このタイミングで
閉店したというお話を各地で聞きます。
寂しい気持ちでいっぱいですが、
お店はなくなってしまっても。
皆さんの心に、お店での思い出は生き続けると思います。
平成から令和へ。
どんな時代になるのか、楽しみです。
(ヒルトン オーナーの小出さんと、開店から店を守り続けたお姉さん)
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