足元の幸せ
NBSアナウンサーが産経新聞紙上で執筆しているコラム「VOICE」
今回の主役はこの写真に写っている「あれ」です!
ぜひご一読下さい!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
息を吸う時に空気を意識しないのと同じように、
歩いている時に靴下の存在を気にかけることはありませんでした。
その靴下と出会うまでは...。
先日取材で衣料品を扱う店を訪れました。
一番人気と紹介されたのが、長野市の靴下メーカーが作る靴下でした。
指を入れる所が二つに分かれた足袋タイプで、
洒落たデザインに一目惚れし購入しました。
身に付けるものだから当たり前の話ですが、
その靴下が真価を発揮したのは履いた時でした。
驚いた点は三つ。
足全体を優しく包み込んで馴染みがいいこと。
太い糸を使っているためか、弾力が強くクッション性能が抜群にいいこと。
これだけ足に密着しなおかつ厚手にもかかわらず、全く足が蒸れないこと。
そのメーカーはラグビー日本代表チームが着用する
公式ユニフォームの靴下を製造していたことを後になって知りました。
一足一足踏み出すたびに作り手の思いが伝わってくるようで
歩く喜びを教えてもらっている気がしています。