締め切りの功罪
「世の中は締め切りであふれている・・・」
NBSアナウンサーが産経新聞に寄稿しているコラム「VOICE」
今回は、ふとした瞬間に感じた「締め切り」についての文章を
10月18日の「VOICE」に寄せました。
ぜひご一読ください!!
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先日、教科書に載っているような世界的な名画を鑑賞してきました。
画家がキャンバスに向かい、無数の線を引き、幾重もの色を乗せて
絵画を完成させるのに要した膨大な時間を思い、
同時に画家は、一体どこでこの絵画を完成だと決断したのか、興味が湧きました。
「締め切りがあったから」。
単純ですがそれが答えなのではないかと考えています。
私が担当している「NBSプライムニュースみんなの信州」も、
締め切りに追われる仕事の1つです。
日々、「締め切り=放送開始時間」に向かって、
記者やカメラマン、デスク、そしてアナウンサーが仕事をしています。
締め切りと戦いながらの緊張の毎日ではありますが、
それがあるからこそ、抱えた仕事から解放されたときの喜びは格別です。
あってもなくても困る、何とも悩ましい存在です。
ところでこの「VOICE」にも当然、締め切りがあります。
本当にこの文章を読者のみなさんに届けていいのか、
自問自答しながら送稿しています。