シグナルを見逃すな!!
「過去は変えられる」
この印象深い言葉に出会ったのは、平野啓一郎の小説「マチネの終わりに」だった。
*この本はホントおすすめなので皆さんもぜひ!
読み終えてからおよそ2年。
まさか同じフレーズを耳にする日が来ようとは誰が予想しただろう。
ドラマ「シグナル」(火曜午後9時から放送)の第一話。
その冒頭で彼は独白した。
「過去は決して変えられない」
僕は思った。この主人公にあの本を勧めたいと・・・。
衝撃が走ったのは第一話が終わり、翌週の予告映像が流れた時だった。
「過去は変えられる」
確かに主人公役の坂口健太郎は言った。
「そうだ!三枝(坂口健太郎の役名)!過去は変えられるんだ!!」
僕は小躍りするように心の中で叫んだ!!
さて、過去をどう変えるのか・・・。
その手法は「マチネの終わりに」と「シグナル」ではずいぶん違うのだけど、
とにかく両作品に共通するのはストーリー展開から目が離せないということ。
「シグナル」の放送を楽しみに待ちつつ、「マチネの終わりに」を読み直すことにしよう!!