奇跡を待つより捨て身の努力
毎週リレー形式でお送りしている産経新聞のアナウンサーコラム。
15日は松山の担当でした。
ご一読ください。
【長野放送・アナウンサーコラム】「奇跡を待つより捨て身の努力」 松山航大
「奇跡を待つより捨て身の努力よ。やることやっとかないと後味悪いでしょ」。新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサトの言葉で、私の座右の銘です。
アナウンサーになる夢をかなえるため、山口県から上京。就職活動は、初めこそ勢いよく進んでいきましたが、なかなか内定をつかめずにいました。
焦る気持ちだけが先行し、試験では空回り。仲間たちが次々と夢をかなえていく一方で、私は打ちひしがれ、何も手につかなくなりました。
何気なく手に取ったエヴァンゲリオン。決して諦めない男前なミサトさんの姿。
目標を失い途方に暮れていた私は心を打たれました。なりふりかまっている場合ではない。今できることを精いっぱいやろう。
そこから、やれることは全部やったつもりです。
大学4年の12月24日。卒業まであと3カ月というギリギリの時期に長野放送に内定しました。
胸を張ってやりきったといいたい。アナウンサーとして働く今でも、ミサトさんは私の心の師です。
ちなみに、きょう22日の担当は、坂本アナでした。
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