９月２０日の産経新聞コラムは、松山の担当でした。

ご一読ください。

「気温差があると風邪をひきやすい」

ぼくが大事にしていること。それは、いつでもありのままでいること。

自分を大きく見せようとしてしまうと、途端に見えを張ってしまいがちです。

就職活動の時もそうでした。面接で、自分の輝かしい経歴ばかりをアピールする。

しかし、それだけでは一緒に働きたいと思ってもらえません。話す仕事がしたい。アナウンサーになりたい。

肩の力を抜いてストレートに思いをぶつけた局で内定が出ました。

季節は夏から秋へ。季節の変わり目は気温差があって風邪をひきやすい。ぼくたちも同じ。

普段の自分と見えを張った自分の差があると風邪をひいてしまう。自分も、そして周りも疲れてしまいます。

アナウンサーになって５年目。

そう頭では分かっていますが、今でも後輩や友人に対してつまらない見えを張ってしまうことがあります。

謙虚にありのままでいるのは難しい。

それでも、情報や人にありのままの姿勢でぶつかっていく、飾らないアナウンサーになりたい。

「9月20日　産経新聞長野版　掲載」