一日も早い日常を...
昨日の夕方。長野市内は、久しぶりに青空がのぞきました
お盆の期間中、県内も記録的な大雨に見舞われました。
災害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く日常が戻りますように...。
2006年、7月。
入社して3ヵ月で起きた、岡谷市の土砂災害。
いても立ってもいられず、電車を乗り継ぎ、泥かきや、家の片づけなどの手伝いをするボランティアに駆け付けました。
植木までもが呼吸できないほど、硬い土砂で粘土の塊になっていて、泥を掻き出したくても水や指さえも全く入っていかず...
これをどうやって洗い流せるのか、土砂はなんて重たいのかと、こんな私さえも途方に暮れたのですから、被害に遭われた方たちの心中は計り知れません。
もう2度と......
という思いはかなく、またもや災害が起き、犠牲者も出てしまったことに、心を痛めています。
地球のこと、未来の環境こと、もっと真剣に向き合わなければいけませんね。
このところ、新型コロナウイルスの感染者は増える一方で、
県内も、きょうも一日に発表された人数としては最多の感染者数となっています。
コロナ禍2年目のお盆、夏休みも、すっかり今までとは違う過ごし方を余儀なくされた方たちも多いかと思います。
そんな「夏休み」期間に感じたことを、本日産経新聞のアナウンサーコラムVOICEに掲載していただきましたので、こちらでも紹介させていただきます。
「夏休み」に思う 大谷 香奈絵
今年のお盆期間は記録的な豪雨が各地を襲い、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
さて「夏休み」と言えば私は毎年、岡山に住む祖父母に会いに行くことが何よりの楽しみです。
太陽のにおいがする、生暖かい採れたてのトマトを祖母と並んで丸かじりしたり、ゴマを刈りござの上で干してからトントンたたいて種子を出したり...。
でもコロナ禍で、もう2年会えないまま。90歳を過ぎた2人が、地域の人に助けられながらも自力で暮らしているのはやはり心配で、一日も早く会いたい思いは募るばかりです。
先日、夏秋イチゴ農家さんを取材させていただいた際、「コロナ禍であっても、農家は手を休ませねぇだ」という言葉が印象的でした。
「戦時中も、どんなに貧困でも、田畑耕す手は止めたことがねぇ」と話す祖父母の姿が重なりました。
県内は生産者との距離が近く、旬のみずみずしい食べ物が豊富であることに改めて感謝!
大きく変動している世の中ですが、農作物のように、明日への活力になるような番組をお届けしていきたいです。