西日本豪雨から1週間
西日本豪雨から、きょうで一週間。
おそらく、当初誰も想像していなかったほどの雨になり、多くの方が犠牲になってしまったことに、胸を痛めています。
被災された方々へ、心からお見舞い申しあげます。
そして、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
私の祖父母は岡山県の山奥に住んでおり、今回の豪雨も、とても他人事には思えませんでした。
祖父母の住む地域は災害こそ起こりませんでしたが、夜中じゅう防災無線で放送が入り、眠れない夜が続き、緊張などもあってぐったりしています。直接被害がなかった方たちも、そろそろ疲れが出てくる頃なのではないかと心配しています。
私が入社した2006年、岡谷市で大きな土砂災害が起こり、週末、土砂の掻き出しの手伝いに向かった時のことも蘇りました。
現地にいかなければわからない、独特の、すみつくようにべったりと土地をおおった泥の臭い。掻き出したくても、かたくなった粘土のようになった泥は、指一本さえもいれるのに、なんと力のいることか。そして、重いことか。 こんな土砂が押し寄せてきたら、逃げ場がない。強い恐怖を覚えたあの感覚は、いまも忘れることができません。
現場では、いまも土砂災害の危険がおさまらず、大変な状況です。
わたしたちも、まず身の安全をはかるために何ができるのか、改めて見直し、真剣に備えをしておかなくてはいけませんね。
きょうのニュースでもお伝えしましたが、
★まずは、各自治体が発表しているハザードマップで、お住まいや、職場などの、浸水被害や土砂災害の危険性を確認することが大切ですね。各HPでも確認できますので、是非ご活用なさってください!
★長野県河川砂防情報ステーションでは、河川の水位などがリアルタイムで確認できます。
是非、活用して、少しでも「命を守る備え」をしましょう!