アケビの甘~いあくび
10月になりました
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「衣替え」した方も多いと思いますが、日中はまだまだ汗ばむ陽気ですね。
朝。日が昇り気温があがるとともに、ふわ~っと漂ういい香り。
みあげると、キンモクセイが静かに咲いていました。
その姿よりも「香り」で存在をアピールするキンモクセイ。
いつもキンモクセイを見つけるときは、「香り」からです。
朝の少しひんやりしたなかに、
甘~く優しいこの香りが
空気に彩を添えてくれます。
実りの秋。
先週からの朝晩の冷え込みで、また秋が深まっています。
「山に、アケビがなってたよ!」
そういって、プレゼントしてもったこちらのアケビ。
にかっと笑っているようなこの表情が、たまらなくキュートで、
奇妙でもあり、なんだかじっと見つめてしまう、不思議な魅力のこの果物。
「ふわわ~んと口を開けてあくびしているみたいだから、あけびじゃ。」
昔、祖母にそう教えてもらい、心底信じていたのを思い出しました。
この「あくび」ならぬ口を開けることで、鳥たちを誘っているんですね。
祖母はこんな遊びもしていたそうです☆