長野赤十字病院 血液内科
住 昌彦さん
2020年11月28日(土)放送
白血病
聞き手
樋口 有紀
1.血液の細胞には3つの役割がある
2.タネとなる細胞が分化、成熟して働く細胞となる
3.「慢性」と「急性」では原因が異なる
4.「慢性」では、がん遺伝子を持ったまま、細胞が増殖を続ける
5.慢性期のうちに治療することが重要
6.新薬が開発され、治療成績は劇的に改善している
7.「慢性」では薬物治療により平均余命は一般と同程度となっている
8.「急性」では、がん遺伝子により成長が止まった細胞が増殖する
9.「急性」では正常な血液細胞が作られなくなる
10.8つのうち「M3」は他と治療法が異なる
11.3つの治療法を患者に合わせて組み合わせる
12.抗がん剤は正常な細胞にもきいてしまう
13.腫瘍細胞を減らす療法を3,4回繰り返す
14.細胞の成長を阻害する動きをなくす薬を投与
15.タネ細胞の遺伝子にどんな傷がついているかを調べる
16.良好なタイプなら化学療法で治癒を目指す
17.白血病細胞を全滅させ、タネとなる細胞を移植する
18.臍帯血は完全一致しなくても移植が可能
19.患者の臓器への攻撃を予防する
20.移植によって生存率は上がっている
21.「慢性」と「急性」では、原因や治療法が異なる