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土石流で犠牲の同級生…「彼の分まで頑張る」 Uターンした若者たちが営む駅前カフェ 外国人観光客にも人気 人口3500人の長野・南木曽町「故郷がなくならないよう、盛り上げたい」

■Uターンの背景に12年前の土石流

土石流が発生(2014年7月9日)

松原さんが町に戻った理由はもう一つあります。

12年前の2014年7月9日、町の中心部を流れる梨子沢で土石流が発生。下流の住宅43棟を巻き込み、当時・中学1年生だった榑沼海斗さんが犠牲になりました。

IZUMIYA CAFE ・松原宏汰さん:
「忘れらない日です、あの日は。心の中に常にどこかに『くれ』って呼んでいたんですけど、(彼が)いて」

松原さんは、榑沼さんと同級生でした。同じサッカー部にも所属し、前日の夜は校外学習で同じ部屋で寝ていたといいます。

■亡き友がつなぐ同級生の絆

同級生と松原さん

IZUMIYA CAFE ・松原宏汰さん:
「(同級生は)ほかのところで出会った人とは違うきずなの強さを感じていて、命日に集まって話すと毎年彼のおかげで起点になり1年頑張ろうと。彼の分まで頑張ろうと思いながら、それが今までつながって、南木曽に戻ってきているのかな」

同級生の黒木さんも―。

黒木みのりさん:
「ずっと忘れられない出来事ではあるので。つらい出来事ではあったが、(毎年)1年ぶりに献花台で会って、今年みんなでこのカフェに来て話して。集まるきっかけに、何年たってもなっている」

店は同級生たちの集まる場所に―。

この日も同級生が。

愛知からUターン・同級生:
「イチジクケーキある?」

IZUMIYA CAFE ・松原宏汰さん:
「きょう出せます」

愛知からUターン・同級生:
「毎週来て、抹茶ラテを飲んでいる。南木曽も若い人が減っているので、若い層を盛り上げたい。その一つとしてこのカフェが、いいきっかけになっている」

■外国人観光客にも人気の駅前カフェ

外国人観光客

店には、外国人観光客の姿も―。

アメリカからの観光客:
「バスを降りた時にカフェが見えて来た。食べ物、そして人々がいい」

南木曽町の観光スポットといえば、宿場町の「妻籠宿」。世界的なガイドブックにも掲載され、外国人観光客の間で人気が高まっているといいます。

その玄関口がJR南木曽駅で、カフェは駅の目の前にあるため、観光客が立ち寄ります。

オーストラリアからの観光客:
「とってもおいしい。(南木曽は)山や川があって、とても美しい。(駅に近くて)便利、長い旅の終わりに来ると、食べ物や飲み物があってうれしかった」

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長野放送ニュース

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