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体重100kgの“忘れ形見”亡き院長の愛犬「ポチ」 69歳で院長が急逝…病院スタッフが朝昼晩交代で世話、新しい家族のもとへ これからは民宿の“看板犬”に「先生の代わりになって幸せを届けて」

■病院スタッフがつないだ命のバトン

5月30日、新しい飼い主のもとへ(提供:小口秀樹さん)

しかし5月、院長は急に亡くなりポチが残されました。スタッフは院長の家族と協力し、引き取り手が見つかるまで交代で世話を続けました。

今井整形外科 元事務長・小口秀樹さん:
「朝昼晩の当番表を作って、ごはんを作ってポチにあげる。掃除もしたんだよね、うんちの世話とかも約1カ月かなあ、(皆で)やってくれた。私も暇がある時は散歩に連れ出して。あれだけ大きい犬なんで、食費とか維持するにもお金かかりますし、もし引き取り手がいなかったら(畑に)フェンス立ててみんなで(飼う)話まで。もう、単純にうれしかったですよ。ポチの行き場所が見つかったっていうだけで」

ポチを見送るスタッフ:
「ポチ、ばいばーい」
「元気でなポチ」

■「最初からいい子」新しい家族の元へ

ポチを引き取った山本伸自さん

あれから3カ月―。

ポチを引き取ったのは松本市で建設業に従事する山本伸自さん(54)です。病院の近所で兄が働いていたことでポチのことを知りました。

ポチを引き取った・山本伸自さん:
「最初は不安でしたけどね、さすがにこんな大きい犬は見たことなかった。(でも)最初からこの子、いい子ですぐになじんでくれて」

2000坪の敷地で古民家を改修し、農業体験もできる民宿の準備を進めています。犬小屋は蔵を改造したものです。

ポチを引き取った・山本伸自さん:
「蔵を改造して作りました。エアコンも、扇風機もあります」

■喜びの再会「覚えていてくれた」

ポチのお披露目会(8月30日)

8月30日は親しい人を呼んでポチをお披露目しました。そして3カ月ぶりの再会も。

スタッフ:
「ポチー!!いつものポチだ!!」

都合のついたスタッフたちも会いに来ました。ポチは大喜びです。

今井整形外科 元事務長・小口秀樹さん:
「いい子だ。覚えててくれたか、良かった」

■亡き院長の思いを受け継いで

ポチ

民宿は10月ごろの開業を目指して準備中です。

ポチを引き取った・山本伸自さん:
「ポチに会いに来て寝泊まり、ご飯食べて、いろんこと体験できる場をつくりたい」

今井整形外科 元事務長・小口秀樹さん:
「(院長は)頼まれると断ることを知らない人。災害の時も避難所巡ってたし、新型コロナの時も、体育館での集団接種(注射を打ちに)必ず行ってましたし。(地域では)今井先生のところ行けば何とかなるって感じでいた」

今井整形外科 元看護師・山田るみ子さん:
「今井先生のおかげで、たくさんの人が元気になれたと思う。今後はポチが、すてきな役目をいただいた。幸せを届けてくれるんじゃないかな、今井先生の代わりになって」

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長野放送ニュース

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