■クラスのムードメーカー

武田選手と同級生
学校では、しっかりと勉強にも励んでいます。
同級生に普段の武田選手の様子を聞いてみると―。
同級生:
「いつも明るくて、授業を盛り上げてくれる」
「柔道という一つの目標に向かってコツコツ頑張っているのが本当にすごくて、明るく頑張っているところが尊敬できる」
クラスでは、良いムードメーカーになっているようです。
■骨折に気づかず優勝、手術も

提供:武田選手
武田選手は、高校1年だった2025年もインターハイで優勝しています。
武田桃佳選手:
「自分の準々決勝の相手が世界チャンピオンの方で、その先輩のところまでいくことを目標として、インターハイの目標をもってやっていたので、その先輩と戦えたことにもうれしさがあるし、そのインターハイに優勝できたこともうれしくて本当に良かったなと思う」
ただ、このとき右手首の異変に気づかず大会に出場、さらに優勝していたのです。
武田桃佳選手:
「去年の4月ごろに手首を骨折してて、ずっと気づかずにやっていて。(折れたまま優勝した?)はい。」
けがは続き2025年11月の大会で左ひじを痛め、その後の診断で、左ひじのじん帯断裂が判明。2026年1月と2月に右手首と左ひじ、両方の手術を行いました。
医者からは復帰まで半年以上かかると言われましたが―。
武田桃佳選手:
「(去年の)インターハイをとれて、そこからけがとかで試合に出られなくなって、そこから勝てなくなったりしたら本当に嫌だなと思っていたので、インターハイがあると自分に思いこませて、トレーニングを頑張っていた」
■けがの逆境をプラスに変えて

提供:武田選手
2連覇を果たすため、リハビリや筋力トレーニングに懸命に取り組みました。
そして約4カ月でインターハイの県予選に間に合わせました。
武田桃佳選手:
「本当はインターハイは出ずに、次の大会に向けて復帰を目指そうと監督と話していたんですけど、自分がインターハイ2連覇したいという気持ちが強くて、監督に無理を言って出させてもらった」
けがのマイナスをプラスに変える―。
両手が使えないことで下半身強化を行い、自分を高めました。
そして8月、再び全国の舞台に立った武田選手は圧倒的な強さで2年連続の高校生の頂点に立ちました。
佐久長聖高校 柔道部女子・垣田恵佑監督:
「練習が早く終わった日は近くの道場に行って練習に行ったりだとか、ストイックに柔道に向き合えていて、さらに強くなることに期待している」

