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全校生徒は5人 80年の歴史に幕を下ろす中学校で“夏祭り” 「笑顔で終わりたい」最後の生徒が“感謝”をこめ夜空に打ち上げた記念花火 閉校まで7か月、夏の思い出を心に刻む 長野市・鬼無里中学校

■父親の卒業アルバムに「似てる」

平成9年度卒業の父親と子ども

こちらの2人は同級生。今でも同級会では、当時打ち込んでいた部活動の話で盛り上がるそうです。

卒業生(昭和56年度卒):
「昔からバレー部があって、鬼無里は頑張ってみんなやっていたので、大会の時の話とか思い出して、応援団でやったよねとか。(自分たちの)何年か前の先輩たちは、北信越(大会に)に行った先輩もいて、記憶の中にはずっとあるよね、思い出とともに」

約30年前に中学を卒業した男性は「閉校前に家族に母校を見てほしい」と訪れました。

息子:
「ととどこ?あ、ととだ!似てる!」

父親:
「お、自分で思う?」

息子:
「僕と似ていた。(どんなところが?)顔が丸いところとか。お父さんの昔のことが知れてよかった」

父親・卒業生(平成9年度卒):
「ちょっと照れくさいような。(家族に母校の中学校を)見せたいって気持ちはありました。(閉校は)寂しい気持ちもありますけど、しょうがない部分もあると思うので」

■「何もかもなくなって」募る寂しさ

「鬼女紅葉太鼓」

午後6時。あいにくの雨でしたが、校庭には大勢の住民たちが集まりました。

夏祭りの始まりは、地元有志による鬼無里地区伝統の「鬼女紅葉太鼓」です。

毎年恒例の夏祭りですが、気持ちの中には、「寂しさ」も。

地元住民:
「今年で閉校になっちゃうので寂しいですね。(中学校は)一番みんなが集まれるところ。何もかもなくなっていくばかりで、本当に寂しいってみんな言っています」

■感謝を込めた“閉校記念”花火

「閉校記念」の花火

鬼無里中、最後の生徒、3年生の5人も夏祭りにやってきました。

鬼無里中3年・風間遥人さん:
「(今年の夏祭りは)すごく特別だし、こうやってにぎやかになってくれるのはうれしい」

5人には「大役」が待っています。

アナウンス:
「メモリアル花火2026、はじまりです!」

夏祭りのフィナーレを飾る「花火」。地元企業や住民有志などの花火が40発以上打ち上げられました。

そして「閉校記念」の花火の順番に。

鬼無里中3年・清水舜成さんのアナウンス:
「鬼無里中学校は、80年という役目を果たして幕を閉じます。『長い間ご苦労さまでした。ありがとうございました』の気持ちを花火に込めました」

3年生5人のアナウンス:
「お楽しみください!」

「鬼中!感謝!大スターマイン」が打ち上げられるー。

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