■運送会社の同僚2人が「脱サラ」

収穫した野菜
もともと長野市内の運送会社の同僚で、仲が良かったという2人。
3年前に小山さんの実家のリンゴ畑に和田さんが手伝い来たのが大きな転機となりました。
泉屋ファーム・和田悠太代表:
「自分は新しいものに触れる時間が好きなので、畑というのを知っていくうちに、農家というものが不足しています。今後5年、10年、15年先を見据えたときに絶対に必要になってくるものだろうなと、農業という選択肢も一つありなのかなと」
泉屋ファーム 農場長・小山啓吾さん:
「いつかは農業をやりたいとは思っていたし、若くて農業をやるからこそ物が売れる、興味を持ってもらえるのではと思った。和田とだから何とかなるかなと思ったのも正直なところ」
■耕作放棄地をブルーベリー畑に

収穫したブルーベリー
農業で新たな挑戦をしようと決めた2人。畑を探していたところ、紹介されたのが戸隠でした。
和田悠太さん:
「ここは自分の中学の同級生の祖母のおばあちゃん家になるんですけど、数年前から(誰も)住んでいなくて、耕作放棄地だったので、きれいにしてくれるならいいよと(貸してくれた)」
2人で脱サラし2024年、「泉屋ファーム」を設立。
2人とも市街地に住んでいるため、毎日、戸隠に通いながら草刈りなど農地の整備を進めてきました。
高冷地の特徴を生かし、「稼げる」作物として着目したのがブルーベリーです。
2人の退職金などを集めて約600本の苗を購入。2026年初めて収穫を迎えました。
木の成長につれて収穫量も増えるため、7年後には1トンを超える収穫を見込んでいます。
■生活のためアルバイト…感じる喜び

調理担当の和田悠太さん
小山啓吾さん:
「自然を相手にしているこっちのほうが、自分のやりたいようにできますし、うまくかみ合って、おいしいものが作れたり、きれいなものができたという時の喜びは(前職の)ドライバー時代には代えられないものがある」
まだ収穫量が少なく、農園だけで生活を賄っていくことはできません。2人とも飲食店などでアルバイトもしています。

