YouTube X Instagram

看板犬も活躍 古民家喫茶オープン 障がい者の就労を支援“得意なこと”を生かす場所 調理、手芸の作業場も「人生のやり直しができる場所」 客も働く人も「互いの良さを認め合える心地よい場に」 長野・伊那市

■特技を生かし「人生のやり直し」

スタッフの女性

心身に不調を抱えるこちらの女性は、子どもの頃から手芸が好きでした。

スタッフの女性(60):
「3歳、4歳、気が付いたら針と毛糸針を持っていました」

特技を生かして働けるDeCoに出会い、救われたといいます。

スタッフの女性(60):
「夢中になってやれるということが楽しくて。人生のやり直しというか…そんな感じです」

■長所を伸ばし、短所は助け合う

山崎さんとスタッフ

現在は10人が通い、調理や手芸のほか、イラストを描いて店のポップを作るなど、特技を生かしています。

出勤の頻度や時間も自身の体調や生活リズムに合わせて決められます。

山崎和枝さん:
「自分が好きなこととか、ときめくことって楽しく仕事ができると思うので、自分に自信を持っていってもらえたら」

店と事業所の名前である「DeCo」の由来は「でこぼこ」。

それぞれの長所を伸ばし、短所は助け合おうという意味を込めました。

■看板犬「かっちゃん」の支え

看板犬「かっちゃん」

ここには、そんなスタッフの支えとなる存在が―。

柴犬の「かっちゃん」です。

「かっちゃん」は山崎さんの飼い犬で、店の看板犬。

長女が不登校になった時、「かっちゃん」に支えられた経験から、動物と一緒に仕事ができる場所を実現したいと考えていました。

「かっちゃん」に会うのが楽しみなスタッフも。

スタッフの女性(40):
「ここで働くなら、安心して働けそうだなと思えて。すごく元気をもらう存在ですね」
「いつもありがとね、かっちゃん」

女性は犬用のスタイやメモスタンドなどを手作り。商品化を目指しています。

スタッフの女性(40):
「自分でいろいろ試行錯誤するのも楽しくて、(仕事が)役に立ってるって思うと、うれしいですし」

■働く人も客も「心地よい場所に」

古民家喫茶DeCo/事業所代表・山崎和枝さん

山崎さんの飼い犬、チワワの「ラスク」や「エクレア」も、順番で店に「出勤」しています。

山崎和枝さん:
「ワンちゃんがいるから体調が悪いけど行ってみようかな、とか動機にもなるし、何も言わないで寄り添ってくれるというのは、すごいなと思います」

喫茶店は犬の同伴もOKです。

客も、働く人にとっても心地よい場所になればと考えています。

古民家喫茶DeCo/事業所代表・山崎和枝さん:
「福祉とか関係なくいろんなお客さまに来ていただいて、お互いの良さを認め合ったり、得意なことを伸ばしていけるような支援ができれば」

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

最新記事はこちら

こちらもおすすめ

記事一覧へ