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長野県の“南信州”が全国生産量トップ「半生菓子」 もなか、マシュマロ…水分量10~30%で「日持ち」が特徴 藩主が和菓子好き、栗しぐれの製造公開、ミックスの誕生 70社が15社に「後継者を」

■人気が続く「ミックス」の誕生

ミックス商品など

半生菓子産業が発展した理由はもう一つ。

さまざまな商品を一袋に詰めたミックス商品の登場です。

一袋で多くの種類の菓子が楽しめることから、1970年ごろの販売開始以降、現在も人気が続いています。

伊藤製菓・手塚宏行代表
「お菓子を作る中で残っていたお菓子を、アソート(詰め合わせ)にして売ったら、それがまたヒットしたということで、半生菓子がもう一回持ち直してきた理由だと思う」

■生産量増 7割はOEM生産

伊藤製菓では「OEM生産」が盛んに

南信州で発展してきた半生菓子。

大型スーパーや海外からの需要もあり、生産量は年々増えていて、各企業の生産の仕方も変わってきています。

伊藤製菓では現在、他社からの委託を受けて生産する「OEM生産」が盛んで、生産量の7割を占めています。

伊藤製菓・手塚祐介専務:
「自社の力だけで時代の流れを読み解くのはなかなか難しいので、お客と相談しながら、今世の中から求められている商品はどんなものかというのをつかんでいきたい」

■後継者不足に廃業「新しい商品を」

半生菓子

生産量が増える一方で、後継者不足や小規模業者の廃業などで企業数は減少。

ピーク時に70社ほどあった半生菓子製造業者も、今では15社となっています。

伊藤製菓・手塚宏行代表
「(課題は)軒数が減ってしまうというのと、やめていくところが特殊なお菓子を作っていて、その商品を残していかなければならない。後継者をつくって絶やさないことが一番」

伊藤製菓・手塚祐介専務:
「ライバルの企業さんとどうすみ分けをするのかが大事なところ。半生菓子というカテゴリーに縛られず、半生の技術を生かした新しい商品づくりは続けていきたい」

半生菓子、全国一の南信州。さらなる発展を目指して業界の挑戦が続きます。

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長野放送ニュース

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