■「容疑を晴らすため」と親身に

次に、「容疑を晴らすため」と親身になって話す
女性は「身に覚えがない」と伝えたところ、男は「容疑を晴らすため」などと言い、今度は親身になって話し始めました。
被害に遭った女性:
「容疑を晴らすためにって言ってくれていること、すごく頼もしく思えてしまって。若者の未来をそんなことでダメにしてはいけないとか言ってくださっているから、こちらも誠意をもって対応しなくちゃいけないなって思って」
■「無実の証明に必要」と入金を要求

次に、ビットコインを購入し、口座に入金するよう要求
男は「無実を証明するため、事件の被害状況を再現する必要があり、お金がかかる。金は後で返す」などと言い、暗号資産のビットコインを購入し、口座に入金するよう要求しました。
また「極秘捜査のため口外しないように」と言い、メールで秘密保持契約と書かれた書類が送られてきました。
メールの送信元は「大阪110」。
機密漏えいすると罪に問われることや、大阪府警法務担当などと書かれていました。
■入金後、警察に相談して気づく

秘密保持契約に関する文面
こうしたやりとりで女性は相手を信用してしまい、11万円分のビットコインを購入して入金。
さらに、その後も男からの要求があり、103万円分も追加購入して入金しました。
被害に遭った女性:
「ずっと信じ切ったままで妙な安心感がずっとあって、この人の言う通りにしていたら大丈夫だみたいな変に信頼をおいてしまって。(今思えば)気が動転してしまっていたなと思います」
入金後も不安な気持ちがあった女性は、2日後の朝、警察に相談。詐欺被害に気づきました。
被害に遭った女性:
「ただただ悲しかったです。あんなに親身になってくれていた人たちが、うそをついていたんだってすごく悲しかった。学校の学費の支払いのために貯めてたお金だったので、学校は考えなきゃねって話になっているので、そのために貯めていたお金なのにハアーというのはあります。できればお金返ってきてほしいし、捕まる方向でいってほしいけど、難しいところもあるんだろうなと思って」

