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「この犬、皮膚病…ひどい」「人間の価値観で仕事をさせられ…」行き場を失った『繁殖犬』 ブリーダーが繁殖のために飼育、出産を繰り返し引退 「命を救いたい」「愛され幸せな余生を」ボランティアの思い

■新しい名前 初めての散歩

抱っこされて散布する「ひかり」

託された6匹は保護拠点となる松本市の池田さんの自宅へ。

松本ドッグレスキュー・ボランティア:
「疲れちゃったね」
「この子が『まつり』?」

松本ドッグレスキュー・池田良子さん:
「『まつり』ちゃん」

「まつり」に「かぐら」、そして「ひかり」。あらかじめ用意していた名前をつけました。

初めての場所に連れてこられた犬たちでしたが、興奮することなく、落ち着いた様子。

散歩に連れ出すことにしました。「まつり」と「かぐら」は軽快です。

カメラマン:
「早い、早いよ」

一方、「ひかり」は微動だにせず、抱っこされての散歩です。

池田さんは、3匹がけんかしないか、心配でしたが―。

松本ドッグレスキュー・池田良子さん:
「けんかにならないですね」
「大丈夫だからね。よく来てくれてありがとう、幸せになろうね」

■「皮膚病?ひどい…かわいそう」

左から「リク」「リュウ」「トム」

一方、ブリーダーの廃業で引き取った3匹の「ビション・フリーゼ」。

こちらも4、5歳くらいの繁殖犬で、本来、真っ白な毛並みのはずが、茶色く汚れたまま。

さらに―。

松本ドッグレスキュー・池田良子さん:
「この犬、皮膚病?これはひどい…かわいそう。これはひどい」

きちんと世話がされていなかった証拠です。

それから1週間後ー。

松本ドッグレスキュー・池田良子さん:
「『リク』です、お願いします」

見違えるように白く、きれいになったビジョン・フリーゼの3匹。

「リク」「リュウ」「トム」と名付けられ、元気に過ごしていました。

松本ドッグレスキュー・池田良子さん:
「みんな落ち着いてきたね。抱っこなんてできなかったですよ、最初は」

■「人は怖くない」心開く犬

先頭を歩く「ひかり」

柴犬の3匹は、すっかりなじんだようで、怖がる様子も見られません。首輪と胴輪をつける間もおとなしく待ちます。

松本ドッグレスキュー・池田良子さん:
「魔法をかけたわけじゃないけど、人は怖くないって、嫌っていうくらい触るんです。いい子、いい子、って私の方法はそれしかないんです」

3匹そろっての散歩。1週間前は動かなかった「ひかり」も、しっぽを振って歩きます。

松本ドッグレスキュー・池田良子さん:
「ひかり、すごいじゃん。歩くようになったじゃん」

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長野放送ニュース

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