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世界を知る実力者が母校に帰還!松本深志高校「ジョーカー」が挑んだダブルダッチ甲子園…プロが伝えた「深志らしさ」とは 卒業から7年、「気持ちは風化する」後輩に託したもの

■「ガールズパワーで楽しませます」2年生チーム笑顔の演技

 

続いて、全国の強豪21チームが争うオープン部門です。

2年生のテトラポッドが登場します。

「ガールズパワーで楽しませます。」と三好さん。

修正した回転技は見事成功し、スピードと呼ばれる大技へと繋いでいきます。「いいよ!」とHAJIMEの声が響きました。

ミスはありました。それでも、笑顔を絶やさず観客の心をつかんでいくテトラポッド。

「精一杯楽しみました。」と語ったものの、結果、テトラポッドは14位。思うような結果ではありませんでした。

しかし、その姿は、ゲスト審査員のパンサー尾形の心を動かしました。「笑顔にやられたね」。テトラポッドはサンキュー賞を受賞しました。

■風化する気持ちを、書き残すこと

 

大会を終えた後、HAJIMEは後輩たちに課題を与えました。

「初めての大会で、ほかの県との差を感じたと思うが、その気持ちを書き残しておいた方がいい。やっぱり気持ちは風化するので。今日こう思ってても、明日、明後日、来週、1ヶ月後になったらわりと何も覚えてないです。そんな中で、今後の目標を立ててほしい」

世界を知る男の言葉が、生徒たちの胸に突き刺さりました。全国の強豪が集った大会で、松本深志JOKERの6チームは今できる精一杯の演技を楽しみました。

究極のチームスポーツ、ダブルダッチ。その華麗なパフォーマンスの裏側には、高校生たちの固く結ばれた絆がありました。

■ダブルダッチ文化を松本に根付かせる HAJIMEの挑戦

大会から1ヶ月後、HAJIMEは高校とは別の場所で指導していました。松本市内で県内初のダブルダッチスクールを始めたのです。

「どれだけ多くの人に2本の縄に入っていただけるか。やっぱ一人一人に向き合って、ダブルダッチの楽しさを伝えていくっていうことが、将来的な大きな普及につながると信じているので、引き続き頑張って行きたいと思ってます」

スクールの生徒たちは笑顔で跳びます。

「ダブルダッチ楽しい」。

HAJIMEの夢は、少しずつ形になり始めています。ダブルダッチ文化を根付かせ、その輪を広げていく。世界を知る男の挑戦はまだ途中。

その歩みは止まりません。

※この記事は2026年1月26日にNBS長野放送でOAした「フォーカス信州 信州STREET BEAT ~密着!アーバンスポーツの若き才能たち」をもとに構成した内容です。

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