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「白米は汚したくない」給食大好きな10歳の小4力士 相撲クラブ入り半年で北信越王者に 「稽古は痛い、嫌い」それでも涙を流し土俵へ「勝つと気持ちいい」 目標は全国大会ベスト8

「お米最高」のTシャツ

全国に向けて稽古に打ち込む大雅さん。学校では普通の小学生です。

もちろん一番好きなのは給食の時間。

高木大雅さん:
「おいしい、白米」

この日のTシャツも―。

給食の時間

白米はおかずなどを乗せずに食べるこだわりがあります。

高木大雅さん:
「一番好きな食べ物だから、白米は基本、汚したくない」

すぐに「白米」をおかわり―。

クラスメート:
「いつもおかわりしてる」
「牛乳4本くらい飲んでいる」

大雅さんのクラスでは給食が残ることはないそうです。大きい体の大雅さんはクラスメートからも親しまれています。

高木大雅さん:
「みんなといて楽しい。ゲームの話題とか楽しい」


つらい稽古も乗り越え

学校では子どもらしい大雅さんですが、稽古になると真剣な表情に。

クラブに入ってまだ半年、学ぶことは多くあります。

筋力トレーニングも。

取り組み中には、稽古のつらさと悔しさから涙―。

高木大雅さん:
「つらかった。(稽古は)どっちかというと嫌い、痛い。痛いけど、勝ったら気持ちいいから(稽古してる)」

つらい稽古を乗り越えられるのは、勝利の喜びを味わいたいから。



稽古に励む大雅さん

母親の涼子さんも「負けず嫌い」だと話します。

母・涼子さん:
「(稽古で)泣くということは負けず嫌いなのかなということもあって、誰よりも泣いているかな。その気持ちがあるから(優勝)いけたのかな。一生懸命やってほしい。練習も一生懸命やってほしい。あとは頑張ってほしい。頑張れ」

次の目標は11月30日に両国国技館で開かれる全国大会。ベスト8を目指し、そして勝利の喜びを味わうため稽古に励みます。

高木大雅さん:
「自分の相撲を取っている強さを見てほしい。押しとか投げ技を使ってどんどん勝ち上がっていきたい」

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