
「お米最高」のTシャツ
全国に向けて稽古に打ち込む大雅さん。学校では普通の小学生です。
もちろん一番好きなのは給食の時間。
高木大雅さん:
「おいしい、白米」
この日のTシャツも―。

給食の時間
白米はおかずなどを乗せずに食べるこだわりがあります。
高木大雅さん:
「一番好きな食べ物だから、白米は基本、汚したくない」
すぐに「白米」をおかわり―。
クラスメート:
「いつもおかわりしてる」
「牛乳4本くらい飲んでいる」
大雅さんのクラスでは給食が残ることはないそうです。大きい体の大雅さんはクラスメートからも親しまれています。
高木大雅さん:
「みんなといて楽しい。ゲームの話題とか楽しい」

つらい稽古も乗り越え
学校では子どもらしい大雅さんですが、稽古になると真剣な表情に。
クラブに入ってまだ半年、学ぶことは多くあります。
筋力トレーニングも。
取り組み中には、稽古のつらさと悔しさから涙―。
高木大雅さん:
「つらかった。(稽古は)どっちかというと嫌い、痛い。痛いけど、勝ったら気持ちいいから(稽古してる)」
つらい稽古を乗り越えられるのは、勝利の喜びを味わいたいから。

稽古に励む大雅さん
母親の涼子さんも「負けず嫌い」だと話します。
母・涼子さん:
「(稽古で)泣くということは負けず嫌いなのかなということもあって、誰よりも泣いているかな。その気持ちがあるから(優勝)いけたのかな。一生懸命やってほしい。練習も一生懸命やってほしい。あとは頑張ってほしい。頑張れ」
次の目標は11月30日に両国国技館で開かれる全国大会。ベスト8を目指し、そして勝利の喜びを味わうため稽古に励みます。
高木大雅さん:
「自分の相撲を取っている強さを見てほしい。押しとか投げ技を使ってどんどん勝ち上がっていきたい」

