
市田柿
季節の味です。南信州の特産「市田柿」の出荷が24日から始まりました。
白い粉を吹いて中は飴色。上品な甘さともっちりした食感が特徴です。
長野県豊丘村のJAみなみ信州の集荷センターでは、生産者から持ち込まれた柿を品質を確認して出荷していました。
今年は高温と干ばつに見舞われましたが、幸い大玉が多く、11月中旬から湿度が下がって順調に乾燥が進んだということです。
JAみなみ信州の担当者:
「かなり高糖度のものが多いです。市田柿の特徴であるもっちりした食感も維持されています。年末年始だけでなく、たくさんお召し上がりいただきたい」
市田柿の出荷は12月下旬にピークを迎えます。
JAみなみ信州では台湾を中心に輸出にも力を入れていて、昨年度を5パーセント上回る1120トンの出荷を見込んでいます。

